
インプラント関連の情報
来院時、歯周病によりすでに総入れ歯の状態。 その後、3年間は入れ歯の調整を行っていた。
総入れ歯では満足できない様子だが、なかなかインプラントに踏み切れなかった。 しかし、若いこの年齢から20年や30年も入れ歯を続けると顎がなくなることは確実なのでインプラントの治療計画を提案した。
当時20歳でしたが、すでに上あごは無歯顎の状態で総入れ歯。 下あごは、前歯部に犬歯から犬歯までの6本が残っていただけという状態。
わずかに残る歯にもクラウンが被せてあり、歯周病もあった。 歯の周りの骨は吸収が始まっていた。
初診から9年の間に下あご両側噛切歯と犬歯を失ったために入れ歯の安定が悪くなっていた。 下あごの骨をインプラントで噛合圧を支えることにより吸収から守るために提案した治療法である。
今ならもっと早い時期にインプラント治療を強くすすめたと思います。 初診から上あごの一次手術までに3年も空いてしまったのは、仕事の都合や手術に対する不安、また、手術後、しばらく入れ歯が使えなくなるなどの不自由さからでした。
それから最大の要因は、我々が完全な信頼を得るまでにこれほどの時間を要したのかもしれません。 下あごに関しては予算の都合上、2本だけを植立して顎の骨を守る手法を選択したのですが、いずれはブリッジに移行するように提案しています。
上あごのブリッジは、十年前の技術であったため、決断までに3年間要することになったのは事実です。 その結果、口腔の状態を回復するまでに更に時間が必要となりました。
しかし、現在ならインプラント治療に対するコンセンサスも進み、我々の実績も積み重ねてシステムも確立している。 もっと早く治療を進行していくことが出来たのではないだろうかと思います。
とはいえ、今では新しい歯に充分満足しておられるのが嬉しい限りです。 上あご前歯部がかなりの歯周病進行状態で7本の抜歯が必要であると診断。
問診では、前歯が揺れる、膿が出る、口臭があるという状態。 術前には口腔衛生の状態を整える必要があり、歯周病の治療・抜歯を終えてからの治療となった。
約半年後から開始。 インプラントは世界の多くの国で開発され、ほとんどのものが生体親和性の高いチタン製のものが主流です。
約20年前にスウェーデンのE大学のB博士はチタン性の顕微鏡を動物の骨に埋め込み、その血流の研究をされていました。 そのとき、チタン性の顕微鏡が骨と結合して顕微鏡を取り出すことができなくなったのです。
そこでB博士はチタンが安全で骨と親和性が高いことを発見しました。 彼は研究成果を無歯顎(まったく歯がない状態)で困っている患者さんに応用して良好な結果を見出したのです。
その後も引き続き研究を積み重ねられ、オッセオインテグレーションという概念を確立。
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